[PATCH]add japanese man page of wine and add it to Makefile.in.

matyapiro31 matyapiro31 at gmail.com
Sat Aug 24 02:46:12 CDT 2013


>From bc716e149dbc60686dd6b094a1dafef12b45b218 Mon Sep 17 00:00:00 2001
Message-Id:
<bc716e149dbc60686dd6b094a1dafef12b45b218.1377322334.git.matyapiro31 at gmail.com>
From: Akira Nakagawa <matyapiro31 at gmail.com>
Date: Sat, 24 Aug 2013 14:31:41 +0900
Subject: [PATCH] add japanese man page of wine
MIME-Version: 1.0
Content-Type: text/plain; charset=UTF-8
Content-Transfer-Encoding: 8bit

This is not full version of translation,i add some changes later.
※だめなところは修正してください。
---
loader/Makefile.in | 17 ++-
loader/wine.ja.man.in | 308
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2 files changed, 319 insertions(+), 6 deletions(-)

diff --git a/loader/Makefile.in b/loader/Makefile.in
index a7ab893..a59248b 100644
--- a/loader/Makefile.in
+++ b/loader/Makefile.in
@@ -20,14 +20,16 @@ MANPAGE = wine.man
EXTRA_MANPAGES = \
wine.de.man \
wine.fr.man \
- wine.pl.man
+ wine.pl.man \
+ wine.ja.man \

INSTALLDIRS = \
$(DESTDIR)$(bindir) \
$(DESTDIR)$(mandir)/man$(prog_manext) \
$(DESTDIR)$(mandir)/de.UTF-8/man$(prog_manext) \
$(DESTDIR)$(mandir)/fr.UTF-8/man$(prog_manext) \
- $(DESTDIR)$(mandir)/pl.UTF-8/man$(prog_manext)
+ $(DESTDIR)$(mandir)/pl.UTF-8/man$(prog_manext) \
+ $(DESTDIR)$(mandir)/ja/man$(prog_manext) \

all: $(MAIN_BINARY) wine-installed $(EXTRA_BINARIES)

@@ -46,20 +48,23 @@ wine-installed: main.o Makefile.in wine_info.plist
$(CC) -o $@ $(LDEXECFLAGS) main.o $(LIBWINE) $(LIBPORT) $(LIBPTHREAD)
$(EXTRALIBS) $(LDFLAGS) $(LDRPATH_INSTALL)

wine_info.plist: wine_info.plist.in
- LC_ALL=C sed -e 's, at PACKAGE_VERSION\@, at PACKAGE_VERSION@,g'
$(srcdir)/wine_info.plist.in >$@ || ($(RM) $@ && false)
+ LC_ALL=C sed -e 's, at PACKAGE_VERSION\@, at PACKAGE_VERSION@,g' $< >$@ ||
($(RM) $@ && false)

$(EXTRA_BINARIES:%=__install__%): $(EXTRA_BINARIES) $(DESTDIR)$(bindir)
dummy
f=`expr $@ : '__install__\(.*\)'` && $(INSTALL_PROGRAM) $$f
$(DESTDIR)$(bindir)/$$f

-.PHONY: $(EXTRA_BINARIES:%=__install__%)
+.PHONY: install-man-pages $(EXTRA_BINARIES:%=__install__%)

-install install-lib:: wine-installed $(DESTDIR)$(bindir)
$(EXTRA_BINARIES:%=__install__%) @WOW64_DISABLE@ install-man-pages
+install install-lib:: wine-installed $(DESTDIR)$(bindir)
$(EXTRA_BINARIES:%=__install__%)
$(INSTALL_PROGRAM) wine-installed $(DESTDIR)$(bindir)/$(MAIN_BINARY)

install-man-pages:: $(EXTRA_MANPAGES) $(INSTALLDIRS) dummy
$(INSTALL_DATA) wine.de.man
$(DESTDIR)$(mandir)/de.UTF-8/man$(prog_manext)/wine.$(prog_manext)
$(INSTALL_DATA) wine.fr.man
$(DESTDIR)$(mandir)/fr.UTF-8/man$(prog_manext)/wine.$(prog_manext)
- $(INSTALL_DATA) wine.pl.man
$(DESTDIR)$(mandir)/pl.UTF-8/man$(prog_manext)/wine.$(prog_manext)
+ $(INSTALL_DATA) wine.pl.man $(DESTDIR)$(mandir)/pl.UTF-8/man
+$(prog_manext)/wine.$(prog_manext)
+ $(INSTALL_DATA) wine.ja.man $(DESTDIR)$(mandir)/ja/man
+$(prog_manext)/wine.$(prog_manext)

uninstall::
-cd $(DESTDIR)$(bindir) && $(RM) $(MAIN_BINARY) $(EXTRA_BINARIES)
diff --git a/loader/wine.ja.man.in b/loader/wine.ja.man.in
new file mode 100644
index 0000000..d4f2781
--- /dev/null
+++ b/loader/wine.ja.man.in
@@ -0,0 +1,308 @@
+.\" -*- nroff -*-
+.TH WINE 1 "2013年 8月5日" "@PACKAGE_STRING@" "Windows On Unix"
+.SH 名称
+wine \- WindowsのプログラムをUnixで実行します。
+.SH 使用例
+.BI "wine " program
+[引数 ... ]
+.br
+.B wine --help
+.br
+.B wine --version
+.PP
+Windowsのプログラムに引数を渡す方法の説明は
+.B
+プログラム/引数
+セクションを見てください。
+.SH 説明
+.B wine
+は引数に指定されたMS-DOS、Windows 3.X、Win32の実行可能なプログラムを
+読み込んで実行します。
+.B(そのOSの動いているCPU用のバイナリのみ。)
+.PP
+wineをデバッグする場合、
+.B winedbg
+を代わりに使用してください。
+.PP
+CUIの実行可能ファイルを実行するためには、
+.B wineconsole
+を代わりに使用してください。これはすべての出力を別々のウィンドウに表示
します
+
+wineconsoleを使用せずにCUIプログラムを動かすと、実行できる事の制限があ
るため、正しく機能しないかもしれません。
+.PP
+以下のオプションを付けて実行する場合、引数は取りません。
+
+.B --help
+
+または
+
+.B --version
+
+.SH プログラム/引数
+プログラム名はWindowsフォーマット
+.RI (例: C:\(rs\(rsWINDOWS\(rs\(rsSOL.EXE )
+またはUnixフォーマット
+.RI (例: /msdos/windows/sol.exe )
+で指定します。プログラムに引数を渡したい時はプログラム名の後に付け加え
ます。
+
+.B wine プログラム名 プログラムの引数(例: wine notepad C:\(rs\(rsTEMP
\(rs\(rsREADME.TXT)。
+
+注意 '\(rs'とスペースはUnixシェルではエスケープシーケンスであり、例えば
C:\Program Files\MyPrg\test.exeを実行する場合、以下のように入力してくだ
さい。
+
+wine C:\(rs\(rsProgram\(rs Files\(rs\(rsMyPrg\(rs\(rstest.exe
+.PP
+.SH 環境変数
+.B wine
+はWindowsのプロセスが開始すると、そこにアクセスできるようにシェルの環境
変数を有効にします。そのためシェルの適切な構文で必要な環 境変数を入力し
てください。
+.TP
+.I WINEPREFIX
+設定されている場合、この変数の内容はどこに
+.B wine
+がそのデータを置いているディレクトリかを指定します(デフォルトで
は$HOME/.wine)。この場所は
+.IR wineserver
+と通信するためのソケットを特定するためにも使われます。
+同じユーザーのすべての
+.B wine
+プロセスは同一の
+.B wineserver
+を使用し、レジストリ、共有メモリーと設定ファイルを共有します。異なる
+.IR WINEPREFIX
+をプロセスごとに設定することで完全に自立した状態でwineプロセスを動かせ
ます。
+.TP
+.I WINESERVER
+.B wineserver
+のバイナリファイルの場所と名前を指定します。設定されていない場合はwineは
+.BR @bindir@/wineserver
+をロードしますが、それも存在しない場合、いくつかのフォルダ内を検索して
「wineserver」というファイルをロードします。
+.TP
+.I WINELOADER
+.B wine
+の新しいWindowsプロセスを立ち上げるバイナリファイルの場所と名前を指定し
ます。設定されていない場合はwineは
+.BR @bindir@/wine
+をロードしますが、それも存在しない場合、いくつかのフォルダ内を検索して
「wine」というファイルをロードします。
+.TP
+.I WINEDEBUG
+デバッグメッセージの出力を制御します。変数の構文の形式は以下のとおりです。
+
+.RI [クラス1][+/-] チャンネル名1 [,[クラス2][+/-] チャンネル名2]
+.RS +7
+.PP
+.I クラス名
+はオプションで、次のいずれかです。
+
+.BR err
+
+.BR warn
+
+.BR fixme
+
+または
+
+.BR trace
+
+.I クラス名
+が指定されていない時、指定したチャンネルのすべてのデバッグメッセージが
有効になります。それぞれのチャンネルは特定の
+.BR wine
+の内容に関するメッセージを表示します。
+.I クラス名
+に続く文字は
+
+.BR +
+
+または
+.BR -
+
+で、それぞれ指定されたチャンネルをオンとオフに切り替えます。もし、これ
らの前に
+.I クラス名
+が無い場合、先頭の+は省略できます。また、スペースが入ってはいけません。
+例:
+.TP
+WINEDEBUG=warn+all
+はすべての警告メッセージを有効にします(デバッグ向け)。
+.br
+.TP
+WINEDEBUG=warn+dll,+heap
+はDLLの警告メッセージとヒープメッセージを有効にします。
+.br
+.TP
+WINEDEBUG=fixme-all,warn+cursor,+relay
+はすべてのFIXMEメッセージを無効にし、カーソルの警告メッセージ、すべての
APIコールの返信メッセージを有効にします。
+.br
+.TP
+WINEDEBUG=relay
+はすべての返信メッセージを有効にします。より多くの関数やDLLを返信内容に
含める・含めないを設定するには、レジストリのキー
+.B HKEY_CURRENT_USER\\\\Software\\\\Wine\\\\Debug
+を参照してください。
+.PP
+デバッグメッセージの情報をもっと見るには、Wineユーザーガイドの
+.I Running Wine
+の章を参照してください。
+.RE
+.TP
+.I WINEDLLPATH
+ビルドインDLLとWinelibとアプリケーションを検索するパスを指定します。こ
れは「:」で区切られたディレクトリの一覧です。
+.IR WINEDLLPATH ,
+で指定されたディレクトリに加えて、
+Wineは
+.BR @dlldir@
+も参照します。
+.TP
+.I WINEDLLOVERRIDES
+すべてのDLLでのロードに使用するDLLのオーバーライドとロードの種類を設定
します。
+There are currently two types of libraries that can be loadedプロセスの
アドレス位置にロードするライブラリにはネイティブ版windows dll
+.RI ( native )
+と
+.B wine
+内蔵版dll
+.RI ( builtin ).
+の2つの種類があります。種類名にはイニシャルを使うことができます。それぞれ
+.RI ( n "と " b )
+です。ライブラリは('')で無効にすることもできます。それぞれの設定を並べ
るには、カンマで区切る必要があります。
+.RS
+.PP
+それぞれのDLLは個別の指定をすることができます。これによってどのバージョ
ンのDLLがロードされようとしているのかが決まります。もし最 優先のものがう
まく行かなければ、その順位にしたがって試行します。複数のライブラリに同じ
指定をする場合、カンマで区切り、違う指定をする場 合、セミコロンで区切っ
てください。
+.PP
+The load order for a 16-bit dll is always defined by the load order of
+the 32-bit dll that contains it (which can be identified by looking at
+the symbolic link of the 16-bit .dll.so file). For instance if
+ole32.dll is configured as builtin, storage.dll will be loaded as
+builtin too, since the 32-bit ole32.dll contains the 16-bit
+storage.dll.
+.PP
+例:
+.TP
+WINEDLLOVERRIDES="comdlg32,shell32=n,b"
+.br
+このコマンドを実行すると、comdlg32とshell32をwindowsのネイティブDLLとし
てロードを試み、失敗するとビルドインの ものをロードします。
+.TP
+WINEDLLOVERRIDES="comdlg32,shell32=n;c:\(rs\(rsfoo\(rs\(rsbar\(rs\(rsbaz=b"
+.br
+このコマンドを実行すると、comdlg32とshell32をwindowsのネイティブDLLとし
てロードし、c:\(rsfoo \(rsbar\(rsbaz.dllを呼び出すアプリケーションのリク
エストがあったとき、ビルドインのバージョンのbaz.dllをロードし ます。
+.TP
+WINEDLLOVERRIDES="comdlg32=b,n;shell32=b;comctl32=n;oleaut32="
+.br
+Try to load comdlg32 as builtin first and try the native version if
+the builtin load fails; load shell32 always as builtin and comctl32
+always as native. Oleaut32 will be disabled.
+.RE
+.TP
+.I WINEARCH
+wineの対象となるアーキテクチャを指定します。この変数は
+.B win32
+(32-bitアプリケーションのみ)または
+.B win64
+(WoW64モードを使用し、32-bitと64-bitのアプリケーションの両方)が割り当て
られます。
+.br
+wineのprefixによって与えられた対象となるアーキテクチャはwineのprefixが
作成された時に固定され、後からは変更できませ ん。既存のprefixでアプリ
ケーションを実行する時
+.I WINEARCH
+がprefixのアーキテクチャと一致しなければ、wineは起動を拒否します。
+.TP
+.I DISPLAY
+使用するX11のディスプレイを指定します。
+.TP
+OSSのサウンドドライバを設定する変数です。
+.TP
+.I AUDIODEV
+オーディオ用の入出力のデバイスを設定をします。デフォルトでは
+.BR /dev/dsp です。
+.TP
+.I MIXERDEV
+ミキサーコントロール用のデバイスの設定をします。デフォルトでは
+.BR /dev/mixer です。
+.TP
+.I MIDIDEV
+MIDI(シーケンサー)デバイスの設定をします。デフォルトでは
+.BR /dev/sequencer です。
+.SH ファイル
+.TP
+.I @bindir@/wine
+.B wine プログラムローダーの場所。
+.TP
+.I @bindir@/wineconsole
+CUI用の.B wine プログラムローダーの場所。
+.TP
+.I @bindir@/wineserver
+.B wine のサーバーの場所。
+.TP
+.I @bindir@/winedbg
+.B wine のデバッガの場所。
+.TP
+.I @dlldir@
+.BR wine 'sの共有ライブラリの場所。
+.TP
+.I $WINEPREFIX/dosdevices
+DOSでデバイスがマウントされているディレクトリです。そのフォルダ内のそれ
ぞれのファイルは相当するUnixのデバイスファイル実装へのシ ンボリックリン
クです。例えば、/dev/ttyS0にCOM1がマウントされていた時、$WINEPREFIX
/dosdevices /com1 -> /dev/ttyS0というシンボリックリンクが作成されます。
+.br
+DOSドライブは同様にシンボリックリンクで指定されます。例えば、、もしD:ド
ライブが/mnt/cdromにマウントされているCDROM に割り当てられた時、/mnt
/cdromから$WINEPREFIX/dosdevices/d:へのシンボリックリンクが作成されま
す。 DOSドライブに対応するUnixデバイス名は同じ記法で指定されます。しか
し、「:」の代わりに「::」が使用されます。つまり先程の例だ
と、$WINEPREFIX/dosdevices/d::になります。
+.SH 製作者について
+.B wine
+は多くの開発者の活躍によってできています。製作者を一覧するには、wineの
ソースコードの一番上のディレクトリにあるAUTHORSという ファイルを参照して
ください。
+.SH 文字化けについて
+日本語環境のwineでの動作確認はされていないため、多くのソフトは文字化け
をしないという保証はありません。
+
+文字化けが起こった場合、以下の原因が考えられます。
+.PP
+ そのソフトがもともと日本語に対応していない
+
+ 言語の設定が間違っている
+
+ 適切なフォントが入っていない
+
+wineは2バイト文字を扱える環境のため、本来日本語に対応していないソフトで
も、動くかもしれません。しかし、Delphiなどの固有のラ イブラリを用いたソ
フトでは適切な入力ができないことがあります。また、言語設定が誤っている場
合、以下のコマンドを実行してください。
+
+
+ $export LANG=ja_JP.UTF-8
+
+
+また、あるソフトウェアではwineに存在しないフォントを指定して用いる場合
があります。
+設定を変更するか、レジストリエディタで代替フォントを指定してください。
+.SH COPYRIGHT
+.B wine
+はLGPLライセンスの下で発布されています。
+ライセンスの内容はwineのソースコードのルートディレクトリにある
+.B COPYING.LIB
+を参照してください。
+.SH バグ報告
+.PP
+多くのアプリケーションのステータス報告は
+.IR http://appdb.winehq.org
+
+にあります。
+このリストにあなたが今起動してみたアプリケーションに関する記述がない場
合、その内容を追記してください。
+.PP
+wineのバグ報告はWine Bugzilla
+.I http://bugs.winehq.org
+に投稿されているかもしれません。バグ報告をするときは、
+.I http://wiki.winehq.org/Bugs
+を読んで、
+.B wine
+のソースコードにどんな情報が必要か判断してください。
+.PP
+このマニュアルに関する問題と提案があるときは、
+.I http://bugs.winehq.org
+に投稿してください。
+.SH 入手
+最新のバージョンの
+.B wine
+は
+.I http://www.winehq.org/download
+からダウンロードできます。
+.PP
+最新の状態のコードはGitから入手できます。
+入手方法について詳しくは公式サイトのこのページを見てください。
+.I
+http://www.winehq.org/site/git
+.PP
+.B WineHQ(公式ホームページ)
+.IR http://www.winehq.org
+このサイトには
+.BR wine
+について非常に多くの情報があります。
+.PP
+.B wineの開発についてより多くの情報が必要なときはメーリングリストを参照
してください。
+.B wineのメーリングリストは以下で参照できます。
+.I http://www.winehq.org/forums
+
+.SH "参照"
+.BR wineserver (1),
+.BR winedbg (1)
-- 
1.8.1.2





More information about the wine-patches mailing list